『地上』7月号は、なんと「テイヤム」! / by Tetsuo Kurita

雑誌『地上』7月号、なんと今回はインド南部・ケララ州の「テイヤム」です!
そしてこのド迫力!!! 見開きシンメトリーのデザインで、テイヤムのアップです!
テイヤムとは、ケララ州北部の北マラバール地域で催される祭祀です。人の身体に神を呼び降ろし、神となった男が、炎を用いて踊ったり、火渡りを行ったりします。
初めて見た時にとても興味を持ち、時をおいて改めて2ヶ月間このためだけに撮影に行きました。祭祀は夜通しで二、三日続き、次から次へと各地の村で開催されます。非常に過酷な撮影となり、手術で完治していたヘルニアが現地滞在中に再発するという事態にもなりました(その年に再手術)。そう言ったことも含めて非常に思い入れのある題材です。ずっと何かの形で出したいと思いながらも、発表する場を得られない状況でした。今回その一部とはいえ、こうして形にできて嬉しく思います。
そして、何よりもよりも言いたいことが一つあります。
『地上』はJA発行の農業雑誌です。それなのに見開きにこの写真を採用していただけたことは本当に感謝しかありません。自分としてもとても達成感のあるお仕事の一つとなりました。
この見開き含めてカラーで4ページあります。
これまで「地上」を読んだことのない方も、今号だけでも是非見てもらえたらと思います!
「地上」はお近くのJAにて購入可能です。また、以下の家の光協会(JAグループ内の出版部門)のページより単月号1部より購入可能です。なお、一般の書店では販売されていませんのでご注意ください。

一般社団法人家の光協会『地上』販売サイト

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