豊明市立栄小学校で出前授業 / by Tetsuo Kurita

先日、小学校で出前授業をする機会をいただきました。愛知県にある豊明市立栄小学校の4年生の皆さん約100名にです。
これまで、大学や大学院にてゲストスピーカーとして講義をさせていただく機会は何度かありましたが、小学生の生徒さんにお話をさせていただくのは初めてのこと。
1学年は3クラス。広い場所で全員まとめてというご提案もいただきましたが、お互い顔、そして表情を見ながら、なるべく多くの子たちと対話できればと思い、1クラスずつ3回お話しさせていただくことにしました。
テーマは「チベットの人々と生活」、チベット族の人々の食文化や生活についてです。しかし、真のテーマは「多様性」です。私たちとは異なる文化を持ち、異なる暮らしをする人たちが世界にはたくさんいます。そのどちらが良い悪いということではなく、いろんな人たちがいるということを伝えられればと思い、このお話にしました。
2時間目の後、大放課と呼ばれる長い休憩時間がありました。1時間目のクラスの子たちに誘われて、運動場で一緒に「ドロケイ(泥棒と警察とに分かれた鬼ごっこ)」をすることに。久々に走って、今もまだ少し筋肉痛ですが(笑)、とっても楽しいひと時でした。
そして、お昼には生徒さんたちと一緒に給食をいただくことに。この日のメニューは「ドイツロールパン」。フジパンが豊明市の給食のためだけに作っている特別なパンで、しかも月に1回(?)しか出ないというとってもレアなものだそう。そして、このドイツロールパンが豊明の子たちにとって小学校・中学校問わず大人気メニューなんだそうです。自分ももちろんいただきましたが、コッペパンのような見た目で、甘みが強めでとても美味しかったです。まさかこの歳になって、給食をいただく機会があるとは思っておらず、生徒さんたちと一緒にいただく給食はなんとも楽しかったです。
とっても貴重な体験をさせていただいた1日でした。

※リアリティーがあった方が良いと思い、服装も普段撮影に行く時と同じにしてみました。

豊明市立栄小学校のホームページ ←こちらにも何枚か写真が載っています。

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